地方大理系博士のブログ

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【夢物語】企業と共同研究すれば内定が貰える?(その②)

【夢物語】企業と共同研究すれば内定が貰える?


こんばんわミヅキです。

 

今回は

 

『企業と共同研究をすれば内定が貰えるか』

 

について語る回、2話目の記事となります。

 

↓前記事です 

www.mizuki-pharma.com

 

前回は、僕が教授から

美味しい情報だけもらって 

 

下心丸出しで、

企業との共同研究をする

ことを決意したところで、

お話が終了しました。

 

 

今回はそんな僕が、

 

  • そもそも何故そんな状況になったのか
  • そしてどんな結末を迎えたのか

 

について

恨みつらみを

書き殴っていきたいと思います。

 (もしかしたらここまで書けないかもしれませんが)

 

※本記事は、企業との共同研究案件を自分のテーマにすれば、就活時に有利に働いたり、採用選考すっとばして内々定が貰えないかと目論んで、複数抱え込むものの、結局自身の首を絞める事になって、結果そんなに美味しい思いができなかった博士学生の悲しい記録になります。

 

 

それではいきましょう!

 

 

目次

 

 

 

1.いざ相手企業の本社へ

 

前回の記事でお話ししましたが、

共同研究案件を担当する事に決めました

 

そこで僕は、早速、

ボッスと共に先方に赴きます

 

言われてみれば、

教授と長時間の移動を共にするなんて、

経験がなかったものですから、

 

割とプライベートな深い話などもできて

あの時は非常に楽しかったのを

覚えています。

 

年配者の話って、

聞く側の心持ち1つで、

いくらでも素晴らしいものになるので、

苦手意識のある人は、

今後のためにも意識したほうがいいですよ。

 

はなしが逸れました。

 

いざ、共同研究先の本社に着きますね。

 

とにかくビルが大きいです

僕が普段通学している研究棟とは

天と地の差ですよ。

 

会社ってすごいですね。

 

受付のお姉さんも、

モデルさんみたいな

綺麗な人ばかりでしたり、

会議室に通されてからも、

聞いたこともないような

高級(らしい)コーヒーが出てきます。

 

それで

いざ契約の話になるんですけど、

そこで早速色々と衝撃を受けます

 

要点をまとめると

 

  • この研究内容、漏らしてくれるな
  • 研究内容は企業側が指定する
  • 企業側で新たな実験はしない

 

です。

 

おやおや、

思っていたものと少し、

 

 

いやだいぶ違うな。

 

 

 

2.共同研究の契約には種類がある

 

考えてみれば容易に

想像がつくはずなんですけど、

企業の研究は秘密なんですよ

 

そう、秘密。

 

その研究が、直接

あるいは回り回って

企業に利益をもたらす

ものなわけです。

 

それが他社に漏れたらどうでしょう。

 

他社は資金や労力を費やす事なく

自分らに利益がもたらされる情報を

得る事になります。

 

まあ、わざわざ他社にサイバー攻撃

仕掛ける会社なんて、

少なくとも国内には存在しないと

信じたいところですが、

 

共同研究をしている学生が、

悪意なく研究成果を言って

回ったら大変です。

 

そのため、基本的には

企業との共同研究には、

守秘義務がかかってくる訳なんですね。

 

そしてその守秘義務にも、

程度の違いが存在します。

 

 

2-1.完全秘匿タイプ

 

これがマジョリティだと

思うのですが、

 

共同研究の内容は全て

秘密です。

 

友達、家族はおろか、

 

ラボの仲間にすら

言えなかったりもします。

 

これ、学生にはどんな

問題が生じるか分かりますか??

 

卒業できないんですよ

 

僕らって、

どうやって卒業するか、

知ってます??

 

自分の研究を、

論文という形でまとめて、

それを対外的に発表して、

 

自分にその専攻分野における

研究遂行能力があることを

示さないといけないんですよ。

 

それができません。

だって秘密だから。

 

僕らが卒業できるかどうか

なんて知ったこっちゃないんです。

 

会社の利益がかかっているから。

 

 

2-2.企業の許可がいるタイプ

 

こちらが、

学生が企業との共同研究を

担当する際に、比較的多いタイプ

 

僕はこれでした。

 

基本的には

研究内容は秘密です。

 

しかし、

企業に確認を取って、

許可が出れば、

研究内容を披露することが可能です。

 

例えば、

学生の卒業がかかっている、

卒論発表会や、修論発表会、

はたまた博論公聴会など、

 

こういった、

外部への情報漏洩が表向きには、

禁じられているイベントなどでは、

発表が許されたりします

 

まあ、

学生なんてバカなんで、

絶対どっかで喋ってると

思いますけどね。

 

 

2-3.色々と自由タイプ

 

こちらは最高です。

 

どこでもなんでも、

お喋りし放題です

 

まあ自分の研究なんて、

近所のおばちゃんとしても

仕方がないですが、

 

学会発表だったり、

学振への応募が可能になります。

 

これは、大きいですね。

 

卒業要件が厳しい大学などでは、

(というか大半の大学では)

学会への参加実績も、

卒業要件に入ってきますからね。

 

あと学振に通ると、

経済的に潤います

 

学振に通っていない博士なんて、

僕のように無残です。

 TAとバイト代で日々を

食いつないで生きています。

 

まあ、

というわけで、

僕は先方の本社に出向き、

そこで初めて、

 

『この研究は誰にも漏らすな、

あ、でも卒研発表はしていいよ』

 

という契約の内容について知る事になります。

 

 

3.共同研究の形態にも種類がある

 

守秘義務に関して、

寝耳に水で、

少々驚いた僕ですが、

 

さらに、驚きというか

ショックだったのが、

 

  • 研究内容は企業側が指定する
  • 企業側で新たな実験はしない

 

の2点です。

 

一口に共同研究といっても、

色々あることをその日の、

帰り道に知ることとなります。

 

 

3-1.一緒に実験しましょう

 

これはかなりマイノリティだと、

思うのですが、

企業の研究者の方と、

一緒に実験なりを進めます。

 

まあ、もはや

共同研究というか、

派遣あるいは留学でしょうか。

 

これやってた人を

自分のコミュニティー

中では知りません。

 

 

3-2.それぞれ実験しましょう

 

僕のイメージする共同研究とは

それぞれに得意な分野を担当し、

それぞれのデータをすり合わせ、

真なる結論に向かっていく

そんなもんだと思っていました。

 

実際にこのパターンの共同研究は

多いと思います。

 

てかむしろこれが共同研究です。

 

例えば、

アカデミア同士での共同研究は

99%これになると思います。

 

ただ、

こと企業との共同研究では

おぞましい共同研究が存在します。

 

 

3-3.金は出すから勝手にやっとけ

 

この研究がしたい。

でもノウハウや人員が足りない。

 

そんな時、

企業の研究部では

CROといった外部機関に、

その研究を委託します

 

いわゆる下請けですよね。

 

それをアカデミアに対して、

格安で行うのがこれです。

 

それこそ

契約内容によるとは思いますが、

研究を遂行することが目的のアカデミアと

研究を通して利益をあげたいCROでは

1つの研究内容に対して

必要となるお金が違います

 

そこに目をつけた企業が、

安いお金で研究を済まそうと

おこなう共同研究が、

このパターンです。

 

言い過ぎかもしれませんし、

現場の方に失礼かもしれませんが、

学生からしたらそんな風に感じます。

 

 

4.今度こそ共同研究スタート

 

それでまあ、

 

『研究内容は秘密だ』

『実験はお前の方で言われたことをしてろ』

 

という契約というか、

方針のもと共同研究に

取り組む事になったのですが、

 

僕としては

 

まじかあああああ

 

って感じでした。

 

いや、そんなもん、

あらかじめ確認しとけ??

って言われても困ります。

 

だって分かんないですもん。

 

B4には分かりません。

 

まあそれでも、

自分の興味のある研究ではあるので、

これから実際に研究に従事していく事になります。

 

ちょっと

また長くなったので、

次に続きます。

 

 

 それでは

 

 

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 ↓次回記事です

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