地方大理系博士のブログ

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【博士就活】第一三共:研究職の博士選考

【博士就活】第一三共:研究職の博士選考


こんにちはミヅキです。

 

21卒のバイオ系博士です

 

第一三共株式会社の研究職の博士選考についてお話しします。

最近はエンハーツなどのADCがにわかに注目を浴びていますね。

  

僕自身は大学院でバイオ系のラボに通っているので、

自然と希望する職が製薬会社の研究職になっていました。

パイプラインや現在の製品群を見ても申し分のない第一三共ですので、

僕も多くの就活生よろしく採用選考への応募をしました。

 

博士学生の採用は経団連ルールから外れてますので、

2年生の冬あたりに採用活動が始まることが多いです。

 

特に製薬会社に関しては、大手、準大手の各社が

2019年のうちに2021卒の採用選考を開始しました。

化学系の会社(東レ住友化学三菱ケミカルなど)も比較的早いですね。

 

詳しい話は

製薬研究職の人たちがたくさんTwitterやらブログをしていますので、

そちらを参照してください。

 

勝手にリンク貼っておきます。すみません。

 

↓博士就活の方

tabe-phdcareer.com

 

修士就活の方

www.cryptocurrency-bioresearch.com

 

 

本題の第一三共の選考についてですが、

来年以降の人たちのために、僕もスケジュールなり感想なり書いとこうと思います。

何か役に立つことがあれば嬉しいです。

 

目次 

 

 

1. 第一三共(博士選考)選考フロー

  

書類の応募は10月下旬からスタートでした。

この頃は、アステラス製薬中外製薬など爆速で選考開始した企業以外にも、

各社ポツポツと選考情報を開示し始めている時期だったので、

日々の研究も相まって割と多忙な時期になってしまってました。

 

そして12月上旬に締め切り、

webテストを経て、

その翌週から一次面接、最終面接が始まります。

 

ESの内容としては、

志望理由であったり研究概要といった、

いわゆるESというものでした。

 

しかし、学生生活で研究以外に頑張った事(いわゆるガクチカ)をA4で1枚にまとめさせられたり、研究概要が他社よりも多かったり(A4で4枚)と、何かと他社さんと準備が異なるものがありました

 

書類の通過連絡はメールにて通知されますが、

以降の一次選考や最終選考の結果は逐一電話できます。

選考当日中に電話が来なければ、

早々に諦めるのが精神衛生上よろしいと思います

 

それではそれぞれの選考ステップで感じた事等書いていきます。

 

 

2.書類選考

 

書類選考で提出を求められるものは、

ES研究概要、チャレンジシートという名のガクチカPR書です。

 

ESで聞かれることは、

志望動機などの、いわゆる就活生の思い描く質問事項になっています。

 

何も特徴はありません。

これで何を差別化するのだろうと心配になるレベルで、普通の設問です。

みなさんそれぞれの企業研究を通して、この会社を志望することになっていると思うので、

思い想いの志望理由に、熱意を交えて書くのが無難でしょうか。

 

強いて言えば、許されている文字数が少ないので、

しっかり文章を推敲して無駄な表現を削っていかないと、

内容の薄いペラペラな物が出来上がってしまいます

 

次に研究概要についてですが、

第一三共の研究概要はA4で4枚も使えるので、

概要が書き放題です。

 

他社はだいたいA4で2枚なので、

載せる内容を絞ったりする必要が結構あったのですが、

4枚あれば(もちろんどんな研究をしているのかにも寄りますが)、

だいたいの人は納得のいくデータ量の概要書を書き上げることが可能でしょう。

この辺は心配する必要ないです。

 

また僕は、就職活動を始める時点で、

論文が一報も出ていませんでした。

 

学会発表もしていなかったので、

業績という面で言えばゼロの状態でしたが、

そのせいで落とされるということはありませんでした。

他の会社に関しても書類で落ちるような事は無かったので、

概要のロジックさえしっかりしていれば、

そこを評価してもらえるようです。

 

あと書類の締め切り後にwebテストを受験します。

これは正直そんなにできませんでしたが(多分5割も解けてない)、

普通に通過しました。

ボーダーは不明です。

 

チャレンジシートはバイトについて書きました。

「研究以外で何か」ということだったので、

他の就活生の皆さんも想い想いのシートを仕上げていました。

意外と面接で突っ込まれます。

 

 

3.一次選考(研究ディスカッション)

 

次に一次選考に関してですが、

研究員の方2名と約1時間の面接でした。

(面接という名の研究ディスカッションでした)

 

対応してくださった研究員の方は、

ユニットリーダー格の方と主任クラスの方が、

1人ずつだったと思います。

めちゃめちゃ偉い人ではないです。多分

 

人事の方による事前の告知や、

先輩方のお話によると、

志望動機などは聞かれず、

研究概要に関してみっちりディスカッションが行われるとのことでしたが、、、

 

そんなことは全然なく、

普通に志望動機や学生生活のことも聞かれました

その辺りも頭に入れておく必要があると思います。

 

かと思えば、

他の就活生の方曰く、

研究のことしか聞かれていない人もいたので、

結局どういう面接になるかは、

対応してくださる研究員の方次第なのだと思われます。

 

ネットでやんやと言われている情報でも、

断定的な話し口の物が割と多くあって、

うっかり盲目的に信じてしまいそうになります。

 

ネットの情報は鵜呑みにしないようにしましょう。

 

 

4.最終選考(役員面接)

 

最終面接は、

司会として人事の方が1人、役員1人、所属する部署の偉い人2人で、

合計4人の方にご対応いただきました。

所要時間はだいたい30分程度です。

 

研究に関しても、人間性に関しても問われる内容でしたが、

控え室で他の就活生とお話ししたところ、

その方は人間性の話ばかりだったとも仰っていたので、

これまた人によるようです。

 

また一次面接で聞かれた内容も重複して聞かれたので、

特に内容が引き継がれているわけでも無いのかなと感じました。

 

役職名からするに相当偉い立場の方達でしたが、

特に威圧感などはなく普通にこちらの話を聞いてくれていました。

30分程度話すと、人事の人が強制終了させて面接が終わります。

 

あっという間に面接は終わってしまいましたし、

何か厳しい質問があるわけでもなかったですし、

自分がいかにこの会社について考えているのかを主張するチャンスも少なかったので、

手応え的には薄い最終面接になっていました。

良くも悪くも無難に面接は終わってしまいます。

これも面接官によるのかとは思いますが、、、

 

内々定の連絡は当日に電話できます。

最終選考まで進んだ人は辞退者が出た時のためにキープされており、

今年は最終選考の3日後に不採用連絡が入っているようです。

(例年も大体そうらしいです)

 

以上が第一三共の本選考の流れになります。

第一三共の選考では研究室のコネ等の存在は確認できませんでしたが、

自由応募の選考でも最終的には教授の推薦書を要求されるので、

就活に協力的で無いボスの元だと、

思わぬハードルになると思います。

 

 

それでは

 

 

 

 

 

 

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